みなさん、こんにちは。りょうです。
早速ですが、リスクという言葉をご存じですか?
誰しもが聞いたことがあると思います。
失敗にはリスクがつきものだ
失敗するリスクがあるからやめておく
リスキーな挑戦だ
とか、いろいろ聞いたことがあると思います。
きっと皆さんは、
リスク=危険なこと
って考えている人がほとんどだと思います。
ですが、
この考え方は合っているといえません。
今回はリスクの正しい考え方を共有します。
リスクをWikipediaで調べてみる
リスクという言葉を調べてみます。
日本語では「危険」と訳される
https://ja.wikipedia.org/wiki/リスク
こともあるが、
上記OXFORD英英辞典の定義
によるとリスクは「悪い事象」
ではなく
「悪い事象が起こる可能性」
であり、悪い事象の「重大性」
と「可能性」のマトリックス
によって「リスク」の大小が
決定づけられることとなる。
語源であるラテン語の「risicare」は「(悪い事象が起こる可能性を覚悟の上で)勇気をもって試みる」ことを意味する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/リスク
どうでしょう。
う~ん、なにいってんだ?
ってなりませんか(笑)
私が注目してほしい言葉は2行目からです。
悪い事象が起こる可能性
重大性
可能性
そんな言葉が出てきます。
一言でいうと、
リスクとは悪いことが起こる事ではありません
先ほど皆さんにわたしは
リスク=危険
と考えているといいましたが、
正解として正しいのは
リスク=危険性 です。
Wikipediaの言葉を頼るなら
悪いことが起こる可能性 です。
アメリカの経済学者の言葉を借りてもう少しわかりやすく言います。
リスクとは
フランク・ナイト
不確定なことについて
確率的に計測できるもの
要するに、
リスクを事前に測定できるものとして
定義しているのです。
先ほど皆さんに、
リスク=危険
と考えていますよね。
という風にを言いました。
しかし正解は、
リスク=危険性
です。
では次に、
危険と危険性の違いについてお話します。
危険と危険性
危険性というものには、
事前に感じることができる意味が含まれます。
ここで大事なのは『事前』という言葉。
危険とは必ずしも事前に感じることではないです。
『急に目の前に危険が迫ってきた』
といえますが、
『急に目の前に危険性が迫ってきた』
とはいえません。
なぜなら、
危険=確かなこと
という意味になるからです。
ですから危険には、
『事前』という言葉の意味は含まれません。
まとめると
危険=予期できない確かなこと
危険性=予期できる不確かなこと
危険性=リスクです。
リスクを考える
大事なことはリスクを考えることです。
何かを成し遂げるためにリスクがあるとき、
あなたはどうしますか。
そのまま飛び込みますか。
リスクは不確かなことを予期できるものです。
あなたは、成し遂げる何かについて
リスクを減らすことができます。
だってリスクは、
予測できるものだから。
リスクを減らすとは、そのリスクについて考えることです。
そして、
それを成すために行動に出ます。
リスクはラテン語では
「(悪い事象が起こる可能性を覚悟の上で)勇気をもって試みる」ことを意味する。
とあります。
何かを成し遂げるために
リスクがあるなら
怖がるのではなく、
そのリスクを減らすための
努力をしてみてください。
例えば、会社の株を買うとき
今後期待できる会社を選びますよね。
今後期待できない会社の株は買いませんよね。
それって、リスクを減らしてるって言えます。
会社について勉強するからです。
簡単に成したいことを諦めてはいけない。
リスクを怖がっているだけではなく、
リスクを減らす努力をしてください。
今回はリスクについての考え方をご紹介しました。
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